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ART Precision Phono Pre U
MC|MM型カートリッジ対応フォノ・イコライザー・アンプ
本機を使えば、フォノ・イコライザーを搭載していないレコード・プレーヤーを、レコーディング・システム等に接続できます。MC(Moving Coil)型カートリッジとMM(Moving Magnet)型カートリッジの両方に対応しています。
製造元 : ART |
価格 : 13,200円(税込) |
ポイント : 132 |
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10,000円(税込み)以上のお買い物で送料無料
特長
- 高性能でノイズの少ないフォノ・イコライザー・アンプ。
- レコード・プレーヤーを様々なオーディオ・システムに接続可能。
- MC型とMM型、両カートリッジに対応。
- ローカット・フィルターでサブソニック成分を除去。
- プリアンプ・ゲインを調節可能
- クリップ・インジケーター装備。
- 外部電源により低ノイズ。
アナログ・レコードの再生時にフォノ・イコライザー・アンプが必要な理由
- 1.低域と中高域を等しく再生できないため、再生時には低域を補う必要があります。
- 2.レコードには一定のヒスノイズがあるために、その対策としてプレス前に高域周波数のゲインをブーストするポスト・プロダクション作業を行います。従って再生時には逆のイコライジングをする必要があります。
- 3.フォノ・カートリッジの出力信号は弱い(MM 型カートリッジでも5mV程度)ので、再生時には前述の項目1と2を考慮した上で増幅する必要があります。1950年台中期、RIAA(アメリカレコード協会)は、補償基準を確立しました。その結果として、この時からRIAAフォノ・イコライザーが全てのHi-Fiステレオ・アンプに組み込まれ、フォノ入力が付きました。フォノ・イコライザーがないミキサーにレコード・プレーヤーを接続する場合は、別途フォノ・イコライザー・アンプが必要です。
- 4.MC型カートリッジは、一般的にロー・インピーダンスで低出力(約0.2mV)です。ほとんどの場合負荷抵抗24〜100Ωで最適に動作し、この抵抗値がカートリッジのサウンドを決定します。
- 5.MC型カートリッジには、負荷抵抗が47kΩで出力が2mV程度の「高出力」タイプもあります。本機では、INPUT TYPEをMoving Magnetに設定することでこれに対応し、GAIN TRIMで6〜8dBのゲイン補正を行ってください。
スペック
入力端子 |
金メッキRCA 47kΩ/100pF(MM)or 25/100Ω(MC)切替可 |
出力端子 |
金メッキRCA、100Ω |
最大入力レベル |
440mV(1kHz、MMモード)/44mV(1kHz、MCモード) |
最大出力レベル |
6Vrms / +18dBu |
最大ゲイン |
43dB(MM)/63dB(MC) |
周波数特性 |
20Hz〜20kHz、±0.5dB |
ローカット・フィルター |
22Hz、2pole |
THD |
<0.0010%(typical) |
E.I.N |
346nV、-127dBu |
シャーシ |
アルミニウム、ブラック・アルマイト処理、ラバー・サイド付き |
電源 |
INPUT 100〜240V、OUTPUT 12VDC @≥800mA センター・プラス(専用ユニバーサル・アダプター付属)
ご注意:前モデル(Precision Pnoho Pre)のACアダプターはご利用になれません。必ず仕様をご確認ください。 |
寸法 |
47.5H × 117W × 108D mm |
重量 |
0.86 kg |
注:0 dBu = 0.775Vrms |