3ウェイ・モニター: 1インチ・ツイーター + 5インチ・ウーファー + 8インチ・サブウーファー
その力を最大限に発揮した場合、3ウェイ・モードのTrio6 Beのベリリウム・ツイーターは40kHzの高域にまで伸び、8インチ・サブ・ウーファーは35Hzまでの低域を再生します。広大な周波数レンジをカバーすることで、サウンドを完璧なまでにコントロールすることが可能になります。
8インチ・Wコンポジット・サンドウイッチ・コーンによるサブ・ウーファーは、ラージ・ポートがフロントに搭載されていることにより、壁面の近くでもポートでのサチュレーション、過度な低域などのモニターとして必要な忠実な音質を損なうことなくセットアップできます。
ポートが大型であるため高SPLであっても安定したパフォーマンスを発揮、加えて、壁面によるブースト効果が低いため、スモール・ルームでも使用可能です。
5インチ・Wコンポジット・サンドウイッチ・コーン・ウーファーはキャビネット内でアイソレートされた空間に収められているため、他のスピーカーとの干渉が抑制され、優れたアコースティック・パフォーマンスを実現しています。フロントに搭載されたバスレフ・ポートにより2ウエイ(90Hz – 2.5kHz)、3ウエイ (250Hz – 2.5kHz) 、いずれも等しく動作が可能です。
1インチ・ピュア・ベリリウム製リバースドーム・ツイーターの利点は多岐に渡ります。ワイドな拡散、驚異的に忠実性に優れた周波数特性、素早いダイナミクス、比類なきインパルス・レスポンス、いずれも他のマテリアル、設計では得られない特別な音質です。
2ウェイ・モニター: 1インチ・ツイーター + 5インチ・ウーファー
2ウェイ・モニターとして動作する際は、5インチ・ウーファーとツイーターのみがアクティブとなり、再生する帯域は90Hzから20kHzまでとなります。
Focusモードでは、TVやコンピューター、カーオーディオ、ポータブル・スピーカー・システムなど、より一般的な再生環境でのミックスのチェックが可能です。帯域が狭くなる点を除けば、2ウエイと3ウエイで周波数特性は等しく、ステレオ・イメージを保ったまま比較することができます。
クリティカルな中域に焦点を当てることにより各パートのレベルが適切であるか確認できるため、結果としてミックスのクオリティを向上させることができるでしょう。更にFOCUSモードはフット・スイッチで切り替え可能なため、リスニング・ポジションを変えることなくモードを切り替えることが可能です。
回転可能なバッフル
Trio6 BEは、ウーファーとツイーターを90度ごとに回転可能なアルミニウム・バッフル・ハウジングに搭載しています。バッフルの向きを変更することで、縦置き・横置き、いずれの設置でも使用することができます。
特徴
- 3ウェイ/2ウェイ切り替えが可能な、2タイプのモニター:スタジオミックスと、より一般的な視聴環境サウンドを比較可能
- 秀逸なスピーカー・デザインとマテリアル: ベリリウム・リバースドーム・ツイーターによるワイドなダイナミクスと忠実性に優れたサウンド
- Wコンポジット・サンドウイッチ・コーン: 透明かつ歪みから解放されたサウンド
- バッフルを回転可能:縦置き、横置きの両方が可能
- LF & HF シェルビング160Hz EQによりシンプルにルーム・インテグレーション可能
- あらゆる音楽スタイルに対応可能な高SPL仕様 (115dB peak @ 1m)
- FOCUS モード (2ウエイ/ 3ウエイ・コンフィギュレーション)
- フットスイッチ(別売り)でFOCUS モードはリモート・コントロール可能
- 3バンド(ロー、ハイ、160Hz)トーン・コントロール搭載