真空管の素直なサウンド
デュアルトライオード構成の真空管12AX7は、滑らかな高周波帯域と暖かく快適なサウンドを提供しながら、キレのあるミックスを維持します。低自己ノイズと高ダイナミックレンジは、LCT 940が現在におけるヴィンテージデザインであることの証明と言えるでしょう。
ヴィンテージの未来
革新と伝統がひとつに。
LCT 940の特徴は、生産地であるウィーン、オーストリアと似ています。古いものと新しいもの、伝統文化と新しい技術とが混在しているという点です。芳醇な真空管サウンドを大事にするのと同時に、正確性や透明性も欠かせません。両者を自由に配合させることにより、LCT 940はすべてのレコーディングプロフェッショナルにとって夢のようなツールを実現します。
LC10のカプセル
新たな次元の正確性を実現。
外部分極のデュアルダイヤフラム1 "カプセルは、3ミクロンの薄さで金メッキされた軽量ダイヤフラムを使用しているため、演奏のあらゆるニュアンスを逃さず捉えます。ボーカルからフルオーケストラまであらゆるサウンドの録音が可能です。
リモコンユニット
イルミネーテッド・ユーザー・インターフェイス
ユーザーインターフェースの照明により、素早く正確なパターンの設定、プリ減衰、低カットが可能になります。暗い場所でも容易にリモート電源ユニットの設定を確認または変更することが可能です。
Tube // FETブレンドコントロールを用いて、温もりと正確さを併せ持つ、あなた独自の完璧な組み合わせを見つけてください。
9タイプの指向性
LCT940では一般的な5タイプの指向性(オムニ、カーディオイド、フィギュアー 8、ワイド、スーパー・カーディオイド)に加えて4タイプの中間パターン、合計9タイプの指
ローカットとアッテネーション
あらゆる環境に対応可能
Low-cut: linear, 40 Hz, 150 Hz, 300 Hz
LCT 940
真空管、FET、そしてその間のサウンドを。
プロフェッショナル・エンジニアはベストばサウンドを得るために様々なマイクの組み合わせを使用します。しかしながら貴重な時間を費やしてマイクを変更、セッティングを調整することはセッションの創造的なフローの妨げとなります。LCT Authentica シリーズ最高峰 LCT940は求めるスタイル、サウンドに素早く到達することを可能にしたレコーディング・マイクです。アーティスト、エンジニアのクリエイティブなアイディア、感性を迅速にリアルな音とすることが可能になったのです。
LCT940はプレミアム・クラスのラージ・ダイアフラム FETコンデンサー・マイクとトップ・クラスの真空管のキャラクターが1本のマイクに共存。TUBE,FET、それぞれが独立したシグナル・パスにて動作し、ユーザーはキャラクターを真空管、FETもしくはブレンドを自在にコントロール可能です。
「TUBE」からはクラシック、ウオームで豊かな真空管サウンドが、「FET」からはLEWITTコンデンサー・マイクの高評価の理由である豊かでニュアンスまでが再生される、特筆物のクリアーなサウンドが得られます。
更に、LCT940では一般的な5タイプの指向性(オムニ、カーディオイド、フィギュアー 8、ワイド、スーパー・カーディオイド)に加えて4タイプの中間パターン、合計9タイプの指向性を搭載。4レベルのアッテネーション、4タイプのハイパス・フィルター、ノイズレス操作のプッシュ・ボタン、LED、そしてオートマティック・アッテネーション、クリッピング・ヒストリー機能を搭載。
豊かな先進機能により実現したスピードと多彩なバリエーション、そして秀逸な音質。LCT940はプロフェショナル・スタジオのプロダクションに新次元を開きます。
製品仕様
- マイク・タイプ:コンデンサー、externally polarized
- 音響的動作原理:Pressure gradient transducer
- トランスデューサー Ø:25.4 mm, 1 in
- 指向性:無指向, ワイドカーディオイド, カーディオイド, スーパーカーディオイド, 双指向, 4つの中間極性パターン
- 周波数レンジ:20 ... 20,000 Hz
- 感度:
23 mV/Pa, -33 dBV/Pa (cardioid)
-
20 mV/Pa, -34 dBV/Pa (omni)
23 mV/Pa, -33 dBV/Pa (figure-8)