ベルリンで開催される音楽ハードウェアトレードショーSuperboothにて、Coldcutのマットブラックと長年の友人であるウォーカー博士は、カスタムハードウェアエフェクトユニットのエキサイティングな可能性を見出し、その結果、Zen Delayが作成されました。これは、電子音楽レーベルとのコラボレーションで制作された、これまでにないハードウェアエフェクトユニットです。

Zen Delayは、デジタルとアナログの世界を融合させたBPM同期ステレオディレイラインで、ダブや実験的なローファイエフェクトの極端なフィードバックレンジと、マルチモードの24 dBシンセフィルターとバルブオーバードライブを組み合わせています。

ユニットはErica Synthsによって設計および製造され、Erica Synths独自のベークライトノブとアナログ回路の暖かさを実現するバルブ回路を備えた金属ケースに収納されています。各機能には、マニュアルを熟読する必要や、小さな画面でメニューをスクロールしたりせずに操作できる物理的なノブがあります。

Zen Delayは、現役のDJやプロデューサーと緊密に連携して設計されたもので、ライブとスタジオの両方での使用を念頭に置いて独自に開発され、さまざまなパフォーマンス、音楽スタイル、楽器に適しています。ほとんどのディレイデバイスはギタリスト向けの「ストンプボックス」として設計されていますが、このデバイスはエレクトロニックプロデューサー、アーティスト、DJにとっても、ドラムマシン、ループ、ボーカル、シンセ、サンプルまたはその他のソースにおいて強力に機能します。。フルトラックやライブステレオミックスでも、アナログ回路とデジタル回路の組み合わせによって強化されており、パフォーマンスに新しい命を吹き込み、従来のデジタルシンセやドラムマシンに大きなキックを与えます。
 

スペック

コントロール：ディレイタイム、フィードバック、ディレイmod（5プリセット）、タップボタン、ドライ/ウェット、バイパススイッチ、フィルターカットオフ、レゾナンス、ドライブ、入力レベル、フィルターモード

インプット

ステレオイン ：2x 標準ジャック

MIDIイン：標準MIDIソケット

CVイン：標準ジャック

アウトプット

ステレオアウト：2x 標準ジャック

ディレイタイム：1-5000ms（ビートモードで1/8 ... x8のクロック/タップレート）