iRig UA は、その本体にDSPを内蔵させることで、Android デバイスでも極限までレイテンシーを抑えたエフェクト処理を可能にしました。アプリの AmpliTube UA は、iRig UA の設定をコントロールしたり、プリセットを切り替えるユーザー・インターフェイスとして機能します。AmpliTube UA の分かりやすいGUIにより、アンプやエフェクトの設定、保存、呼び出しなどを素早く、しかも簡単に行うことができます。
Samsung GALAXY Note Edge、GALAXY S5 などの Samsung プロフェッショナルオーディオ対応機器、USBクラス・コンプライアンスに対応した Android 5 搭載機器なら、Samsung Soundcamp などDAWアプリのオーディオ・インターフェイスとしてもお使いいただけます。さらに、別売の USB to Micro-USB cable で接続することにより、Mac / PC でも高品位な1イン/2アウトの高品位なオーディオ・インターフェイスとしても機能します。
Android機器やMac/PCとプラグ&プレイ
iRig UA の接続はとても簡単。iRig UA と Android 機器を付属の OTG ケーブルで接続し、ギターやベースを iRig UA にギター・ケーブルで接続するだけ。iRig UA には、極めてコンパクトなそのボディに、44.1 kHz のサンプリング・レートに対応した 24-bit A/Dコンバーターと高品位で低ノイズのプリ・アンプが内蔵されており、デジタルならではのクリアな音質で、ギターの録音やエフェクト処理を行うことができます。コンパクトなボディに多くの機能を詰め込んだ iRig UA は、さまざまな Android スマートフォンやタブレットにユニバーサル対応しています。
iRig UA の実際の音声処理は、Android 機器側ではなく、AmpliTube UA によりコントロールされる iRig UA の内蔵DSPによって行われます。結果、オーディオ信号の入出力間の遅延は約2ミリ秒(2/1000秒)にまで抑えられており、機種により異なる、Android OS 特有のレイテンシーの問題に悩まされる必要はありません。
iRig UA は、別売の USB to Micro-USB ケーブルで接続することで、Mac/PCでもお使いいただくことができます。iRig UA を、9種類のストンプ、4種類のアンプ、5種類のキャビネット、3種類のマイク、2種類のラック・エフェクトなど、合計23のギア・モデルを装備した無償の AmpliTube Custom Shop のオーディオ・インターフェイスとしてもお使いいただけるのです。加えて、iRig UA をユーザー登録していただくことで、AmpliTube Metal コレクション、Custom Shop でお好きなギアの追加購入にお使いいただける 25 Gear Credits、そして T-RackS Classic が、IK アカウントに追加されます。
ギター・サウンドをコントロールする AmpliTube UA
iRig UA には、ギター&ベースのためのマルチ・エフェクト処理に対応したAmpliTube UA アプリが付属しています。この AmpliTube UA と iRig UA のコンビは、Android プラットフォームでの音楽作りの新しい形を提案します。
iRig UA に入力されたギター、ベースの音は、ギター・エフェクト・アンプ・モデリング・アプリの代名詞となった AmpliTube のサウンドでエフェクト処理された後、リアルタイムに出力されます。無償で提供されている専用アプリの AmpliTube UA には、9種類のストンプ・ボックス、5種類のアンプ、5種類のキャビネット、2種類のマイクロフォン、合計21種類のギアを装備しています。
AmpliTube UA では、3つのストンプ・エフェクトを接続し、アンプ、キャビネット、マイクのモデルを組み合わせることで、お好みのギター、ベース・トーンを生み出すことができます。もちろん、アンプの後にストンプ・エフェクトを配置する仕様も実現しました。
さらに、AmpliTube UA は、Fender®、Orange®、Ampeg®、Soldano® といった憧れのブランド・ギアや、AmpliTube Slash、AmpliTube Jimi Hendrix™ など、IK の誇るシグネイチャー・コレクションから選りすぐられたギアを、アプリ内課金によって追加することができます。こうしたギアをポケットやバックに入れてどこにでも持ち運ぶことができ、お好きな時に、お好きなところで、憧れのサウンドでギターを演奏できるのです。
専用ハードウェアさえ凌駕するそのサウンド・クォリティ
今や Android モバイル・デバイスも、ギター用マルチ・エフェクツ・ハードウェアと肩を並べるに至りました。iRig UA と AmpliTube UA のコンビネーションによるサウンドは、iRig UA と同じ価格帯のギター用マルチ・エフェクツ・ペダルに匹敵する、否、もしかするとそうした専用ハードウェアさえ凌駕するサウンドを誇ります。比較のためにいくつかのオーディオ・クリップを用意しました。iRig UAとAmpliTube UAの組み合わせによるサウンドと、同価格帯で人気のストンプ・ペダル・タイプのギター / ベース用スマルチ・エフェクツ・ハードウェア3機種のサウンドです。実際のサウンドをぜひご確認ください。
伴奏トラック入力用のAUX入力も装備
iRig UA と AmpliTube UA を組み合わせることで、いつでも、どこでも、ギターやベースの演奏をお楽しみいただけます。iRig UA には、楽器接続用のハイ・インピーダンス対応標準インプット、ボリューム調整可能なステレオ・ミニ・ヘッドフォン・アウト、付属の micro-USB to OTG ケーブルにて Android 機器と接続する端子の他、ステレオ・ミニのAUX入力端子が装備されています。
この1/8インチのAUX入力端子にCDプレイヤーや携帯音楽プレイヤーなどの外部機器の出力を伴奏トラックとして入力すれば、携帯音楽プレイヤーなどで再生される楽曲にあわせて AmpliTube UA によってエフェクト処理されたギター、ベースの演奏を楽しむことができます。Android 5 以降がインストールされた機種なら、Android 機器に保存されているオーディオ・ファイルや、YouTube などのインターネット・ストリーミングからのサウンドと併せて、ギターやベースを演奏することさえ可能です。